原点

これは私が22歳のときに描いた

自分の姿です。

当時の私は日記を描くのと同じ感覚で

よく絵を描いていました。

誰のためでもなく

ただただ自分のために。

その日、そのとき、その瞬間、

感じたこと

見えていたものを

忘れたくなくて

なるべくビジョンにして残そうとしていました。

このなんでもない日の出来事や感情は

いずれ忘れてしまって

自分でも引き出しから探し出すことができなくなってしまう気がして

なんだかすこし怖かった。

だから描いていた。

このイラストは

幼い頃から描くことやつくることが好きだった自分が

どうやったらそれを活かして生きて行けるのか

どうやったらそういう分野に近いところに居れるのか

自分にしかできないこと、

自分がここに生きている意味は何なのか

悶々とひとりで悩んでいた時の姿です。

結局このときは

すぐには答えが出せず

そして私自身、この頃の感情を

数年前までまるっきり忘れて生きていました。

なにに時間を使って生きていくのか

それを考えたときに

あるとき「やっぱり」となった瞬間があって

2019年から神奈川を拠点に活動を始めました。

私のことを頼ってくれた人

私を思い出してくれた人

私のことを他の誰かに伝えてくれた人

私を信じて任せてくれた人

1件1件のお仕事にそういう「人」たちがいてくれた。

これからも

これまでに関わった人たちとの時間や

新たな出会いが必ず待っている。

そのときそのとき

目の前のその人たちに

喜んでいただける「はたらき方」を

これからもしていけたらと思っています。